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ここではトーカ堂オリジナルの加湿空気清浄機 KC-30T6について紹介しております。

空気清浄機は、その効果がわかりにくい家電の一つです。

「なんとなく効果があるような…」気がして満足してしまいがちですが、本来の性能を発揮させるには、十分な下調べを行う必要があります。

トーカ堂オリジナル
プラズマクラスター搭載 加湿空気清浄機 KC-30T6は果して買いか?

安価で人気のトーカ堂オリジナル 加湿空気清浄機 KC-30T6ですが、この製品も、すべての人にとって最適な空気清浄機とは限りません。

好みや用途が合わなければ、当然、他の製品を選んだほうがよい場合があります。

シャープの “兄弟機種” と比較する

KC-30T6はシャープの製品です。

そのためKC-30T6の購入を検討する際は、同じくシャープ製の加湿空気清浄機(兄弟機種)との比較から始めるのが自然でしょう。

ただしKC-30T6は「トーカ堂オリジナルの空気清浄機」として販売されている都合上、シャープのHPやパンフレットにその記載がありません。

つまり、兄弟機種との比較がしづらい状況にあります。

それでも(少々面倒ですが)「トーカ堂の “ひとりっ子”」として販売されているKC-30T6を “シャープ兄弟” と比較できれば、

  • KC-30T6を買って満足できそうな人
  • “兄弟機種” を買った方が満足できそうな人

とを見分けることが可能になります。

トーカ堂オリジナル
加湿空気清浄機 KC-30T6を買って満足できそうな人 その①

10畳(16m²)以下で使用する人

シャープ製の加湿空気清浄機の仕様(適用床面積)には、

  1. プラズマクラスター適用床面積
  2. 空気清浄適用床面積
  3. 加湿空清適用床面積(プレハブ洋室 / 木造和室)

の3通りがあります。

そして厄介なのが、同一の製品でも上記の適用床面積が三者三様、ズレているということです。

どれを優先するべきか?

上記のうち目安とすべきは、「1. プラズマクラスター〜」です。

これはシャープのHPでも推奨されています。

加えて「2. 空気清浄〜」に関して、室内をより早くクリーンにしたいのであれば「実際の床面積よりも余裕のある機種を選べ」との記述があります。

上記は、おそらく「3. 加湿空清〜」についても同じことが言えるのではないでしょうか。

KC-30T6の仕様

あらためてトーカ堂の加湿空気清浄機 KC-30T6の適用床面積をみてみましょう。

適用床面積 1. プラズマクラスター ~11畳(18m²)
2. 空気清浄 ~14畳(23m²)
3. 加湿空清 プレハブ洋室 ~10畳(16m²)
木造和室 ~6畳(10m²)

KC-30T6では「1. プラズマクラスター〜」と比較して「3. 加湿空清〜」が、若干非力であることがわかります。

このうち「3. 加湿空清〜木造和室」については、“兄弟機種” でも同様の傾向が見られますので(とりあえず)不問にします。

ですが「3. 加湿空清〜プレハブ洋室」については、シャープの “兄弟機種” の中で唯一KC-30T6だけが、「1. プラズマクラスター〜」の値を下回っています(2020年1月現在)。

そのため当サイトでは “兄弟機種” と比較するに際して、KC-30T6の適用床面積を「1. プラズマクラスター〜」ではなく「3. 加湿空清〜プレハブ洋室」に合わせるのが妥当だと考えます。

これらを加味すると、KC-30T6を購入して満足できそうな人は

10畳(16m²)以下での使用を想定している人

ということになります。

トーカ堂オリジナル
加湿空気清浄機 KC-30T6を買って満足できそうな人 その②

プラズマクラスター搭載 加湿空気清浄機を《手軽に》試してみたい人

実際「10畳(16m²)以下」での使用であれば、トーカ堂オリジナルの加湿空気清浄機 KC-30T6は、最初の一台としても最適な空気清浄機です。

というのもKC-30T6は、数ある兄弟機種の中でも

  1. 安価
  2. 省スペース

気軽に試すことができる製品だからです。

1. 安価である

安価と聞くと「安かろう悪かろう」と思い浮かべがちですが、KC-30T6の場合、それは杞憂です。

KC-30T6のイメージは、

性能を犠牲にした廉価版ではなく、一般的な広さの部屋での使用を想定したベースモデル

といったところでしょうか。

“兄弟機種” のなかでは “末弟” に位置するKC-30T6ですが、上位機種との価格の差は、主に

  • 適用床面積(プラズマクラスターのグレードを含む)
  • 運転をアシストする機能(「COCORO AIR」など)

によるものです。

しかしこのようなプラスαの性能や機能は、ご自身が使用する環境を把握さえしていれば、必ずしも不可欠というわけではありません。

《「なにが必要か?」を見極めることが大切! 》

前述のように10畳(16m²)以下での使用であれば、各適用床面積とも、KC-30T6の性能があれば十分です。

またこのサイズの部屋では、人の出入りも少なく、ほぼお一人で過ごされるという方が多いかと思います。つまり空気の流れも穏やかで、室内環境が急変することも稀なはずです。

であれば「COCORO AIR」のような、AIやスマホと連携し、空気を清浄に保つよう運転を監視・サポートする機能に頼らずとも、手動で、十分快適な環境を作り出すことができます。

以上のように、余るほどの適用床面積や “人任せ” であることに馴染めず、最終的には利用されなくなることも珍しくない自動運転を省き、そのぶん

安価にプラズマクラスターの体験を提供しているのがトーカ堂オリジナルの加湿空気清浄機 KC-30T6

となります。

たとえば「多機能なオーブンレンジよりも “温めだけ” の電子レンジの方が、思ったように調整ができて使いやすい」と感じるような方であれば、一層、KC-30T6は向いているように思います。

2. 省スペースである

ベーシックな製品であるKC-30T6の恩恵は、価格だけでなく、そのサイズにもあります。

一般的に家電は、その性能や機能の数に比例して場所を取り、かさばる傾向にあります。

加湿空気清浄機も同様で、その例外ではありません。

実際、大きすぎる加湿空気清浄機は無用な存在感を放ち、部屋全体のバランスを崩してしまう可能性があります。

その点、

ベーシックな機能に特化したKC-30T6は、“兄弟機種” のなかでも最小(幅×奥行×高さ)の部類

に属します。

とくに10畳(16m²)以下の部屋では、なるべく背の低い家電で揃えた方が部屋を広く感じられるので、KC-30T6はお勧めです。

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